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加山又造展の初日に行ってきました。平日だったこともあり、ゆっくりと鑑賞することができました。 現代日本画を代表する画家のひとりである加山又造(1927~2004)は、祖父は絵師、父は京都西陣の和装図案家。 東京美術学校卒業後は山本岳人に師事。創画会に西洋絵画の影響を強くうかがわせる動物画を発表し注目されます。その後、琳派など日本の古典に倣った華麗な屏風絵から、線描の美しさを追及した裸婦像、北宗山水画に学んだ水墨作品まで革新的な芸術世界を次々に展開し、戦後の日本画壇に常に新風を吹き込みました。 また、絵画以外にも着物や陶器の絵付けをはじめ、ジュエリーや祇園祭山鉾の見送り綴織の意匠に至るまで、その創作活動は多岐にわたっています。2003年文化勲章を受章した翌年76歳でその生涯を終えました。 上段の冬は、今回東京では展示されません。以前に見て感動した絵だったので、楽しみにしていた主人は少々がっかり。木枯は、長谷川町子美術館蔵なので、また近いうちにお目にかかれるかも知れません。 愛らしい猫ちゃんです。 加山又造が陶磁器の絵付けをするようになった大きなきっかけは、1964年に富士宮市にある大石寺の陶板壁画を陶芸家の加藤唐九郎と制作したことにありました。その後、陶芸家の番浦史郎の制作した器に絵付けするようになり、1976年に専用のアトリエを伊賀の番浦の窯近くに建てて本格的に作業をはじめます。 備前焼の金重素山、志野の鈴木蔵、東京美術学校で同期だった大樋窯第10代大樋佐衛門、鍋島の第13代今泉今右衛門や長男哲也等と共作し、晩年まで意欲的な制作を続けます。 加山又造が絵付をする時に心がけていたことは、「離れると器にとけこみ、近づくと絵として見ることのできる絵付」なのだそうです。 志野の小皿に魅了された私・・・もしや、志野ウイルスに感染?!
by nviolan
| 2009-01-29 19:55
| art
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